サラ金のバックにメガバンク!?つながりを教えて!

サラ金のCMやチラシ、広告を見てみると気が付くことがあります。それは、SMBCコンシューマーファイナンスや三菱東京UFJフィナンシャルグループなどの名前が記載されていることです。SMBCコンシューマーファイナンスは三井住友銀行系、三菱東京UFJフィナンシャルグループは三菱東京UFJ銀行系というメガバンクがサラ金のバックについているということになるのですが、これはどういうことなのでしょうか。

最近は、メガバンクだけでなく銀行がサラ金のバックについている、業務提携やグループ会社、子会社化しているということも珍しくありません。これにはきちんと理由があり、銀行側にもサラ金側にもメリットがあるのです。

まずサラ金側のメリットとしては、メガバンクなどの銀行をバックに持つことで「銀行系」の安心感を顧客に持ってもらうことが出来るという点があります。サラ金と聞くとどうしてもマイナスイメージを持っている人が多いのも事実ですが、よく知っている銀行がバックにいれば「ここは安心できる」と思ってもらえるんですね。

メガバンク、銀行側のメリットもあります。銀行は基本的にお金の貸し付けを会社・企業に行ってきていて、その金額も多額なものが主でした。個人への少額貸し付けについてはサラ金の方がノウハウを持っているんですね。そのノウハウを得ることで、銀行側の個人向け貸し付け事業もうまく進めることができるのです。

サラ金とメガバンクのつながりは、お互いに足りない部分を補って新規顧客を獲得することを目的としているんですね。

閉じる